2026年5月2日|瀬戸内海ドライブ周遊ルート|ルート設計から現地実行まで

明日から、自身で設計し自ら実行する瀬戸内海のドライブルートが始まる。
行程は関西を出発し、瀬戸内海に沿って西へ。四国、しまなみ海道、豊島、直島、小豆島を巡り、最後は深夜フェリーで関西へ戻る。 ルートはドライブ、フェリー、離島での徒歩、電動自転車、夜間航路を組み合わせている。目的は単に多くの観光地を回ることではなく、海と島と美術館と道路、旅のリズムを無理なくつなげることだ。
決して楽なルートではない。 ゴールデンウィーク中の瀬戸内海は、交通、船の便、予約、駐車、潮汐まで事前に見極めが必要だ。とくに豊島・直島・小豆島といった場所では、その場で交通を調べるだけでは移動に無駄な時間がかかりやすい。
だから今回の行程のキモは、単に「どこへ行ったか」ではなく、複雑なルートをスムーズに実行できる旅の体験へと落とし込むことだ。関西を出発し、瀬戸内海沿いに西へ、愛媛、岡山、豊島、直島、小豆島をドライブで巡る計画だ。
ルート設計
全体の動線はこうだ:
関西出発 → 四国方面 → しまなみ海道 → 宇野港周辺 → 豊島/直島 → 小豆島 → 深夜フェリーで関西へ。
初日は長距離移動にあて、連休初日の混乱を避け、ペースを落とす。 二日目はしまなみ海道。海上道路や島の風景、途中の立ち寄りを中心に。 三日目は豊島と直島がメイン。車は乗せずに、フェリーと徒歩、電動自転車で移動する。 四日目は車ごと小豆島へ渡り、島を一周する。 最後は深夜フェリーで関西へ。夜間の移動と休息を兼ね、連休後半の高速道路の渋滞を避ける。
このルートの核心は最短距離ではなく、一日ごとの体験テーマをはっきりさせることだ。 道、船、島、美術館、そして海辺をゆっくり歩く時間。
行程概要 5月2日|関西発、四国方面へ
朝に関西を発ち、高速を西へ。 初日は移動日とし、スケジュールを詰め込みすぎず、サービスエリアや淡路島あたりで休憩をとる。 午後は四国水族館でペンギンを見る(ほかも見るかも)。そのあと高屋神社に行ければと思うが、GW中は先着順だろうから、午後ではもう終わっている可能性が高い。期待せずに行ってみるだけ。 夜は愛媛県今治近辺に到着。夕食は地元で有名な今治焼き鳥を予定。
この夜は今治周辺に泊まり、翌日のしまなみ海道に備える。
5月3日|しまなみ海道、ドライブで海を渡る
二日目のメインはしまなみ海道。 今治を出発し、島々を結ぶ橋と海沿いの道を進み、生口島や大三島で停まりながら撮影する。
その後、尾道に着き、しばらく街歩き。 昼食は瀬戸内レモンラーメンや海鮮丼、あるいは道すがら良さげな店があればふらりと入る。
夕方ごろ、岡山県玉野市付近に到着。 夜は宇野港周辺に宿泊。翌朝、豊島と直島への船に乗りやすいように。
5月4日|豊島と直島、美術館の一日
この日は車で島に渡らない。車は宿の近くに置き、一日中フェリーと徒歩、自転車で動く。
朝、宇野港から船で豊島へ。 午前のハイライトは豊島美術館。この旅で最も楽しみにしていた場所のひとつなので、ここにはできるだけゆったりとした時間をとる。
美術館を出たら、豊島で電動自転車を借り、海沿いの坂や島の小道を散策する。 昼食は島の食堂で、地元の野菜料理か素朴な島ごはんを。
午後は豊島から直島へ。 宮浦港に着いたら、まず赤い南瓜を見て、その後美術館エリアへ。午後のメインは地中美術館。
地中美術館のあと、時間と体力があれば、海沿いの遊歩道を歩いて黄色い南瓜のそばまで行き、海や建築の写真を撮る。 夕方、船で宇野港へ戻る。
この一日が、旅全体の中で最も「瀬戸内」らしい日になるだろう。海、船、島、美術館、そしてゆっくり歩くこと。
5月5日|小豆島、ドライブで島一周
この日は車で小豆島へ渡る。 朝、岡山方面からフェリーで小豆島へ。着いたら島を一周するドライブを始める。
豊島や直島と違い、小豆島は面積が広く、見どころが点在している。 だから車で島を巡ることにした。
計画には、山からの眺望、オリーブ公園、海沿いの道、干潮時に現れるエンジェルロードを盛り込んでいる。 この日はルートだけでなく、潮汐の時刻や駐車場の状況、夕方以降の帰りの手配にも気を配る必要がある。
豊島や直島と比べて、小豆島のリズムはまるでロードムービーのようだ。 山道、海の景色、小さな町、そしてゆっくりと車で島を抜ける時間。
午前中は寒霞渓へ。 天気が良ければロープウェイで山に登り、高台から瀬戸内海と島々を眺めたい。
昼食には小豆島の手延べそうめんを試すか、山の上や道端で軽い食べ物を。
午後は小豆島オリーブ公園へ。 白い風車と『魔女の宅急便』のロケ地として知られ、撮影にもってこいの場所だろう。
その後、エンジェルロードへ。 潮の時間が合えば、干潮で現れる砂の道を歩く。
夕食は小豆島のオリーブ牛を試すか、落ち着いて食事ができる店に入りたい。 夜、港へ向かい、深夜フェリーで関西方面へ。
5月6日|早朝着、関西へ帰還
早朝、神戸港に到着。 港から車で大阪へ。夜明けごろに自宅へ。
この日はもはや正式な行程は組まない。 帰宅し、寝なおし、写真を整理して、旅は終わる。
最終日に小豆島や岡山から一気に大阪まで運転する選択はしなかった。
GW後半の高速帰省ラッシュは予測が難しく、疲労運転のリスクも高い。 だから深夜フェリーを選んだ。車も人も夜のうちに移動し、早朝に関西へ着く。
この手配の利点は、高速渋滞をある程度避けつつ、旅に印象的な幕引きを与えられることだ。 島を発ち、夜に船に乗り、早朝に港へ着き、そこから街へ走る。 こうした終わり方は、単に高速で帰るよりも「旅の終わり」を強く感じさせる。
撮影記録の計画
今回も当然、LUMIX S5の出番だ。今回はキットレンズではなく、自分より年上のLeica Summicron-R 50mm F2を手に入れた。なかなか味わい深い。 豊島と直島の光、建築、海辺の小道は、写真にうってつけだろう。とりわけ午後の斜光の時間帯がいい。
ただ、島の美術館は内部撮影禁止がほとんどなので、撮影の重点は館外の建築、海沿いの道、港、古い街並み、そして道中の小さなディテールに置くつもりだ。
いわゆる「映え」を狙うよりも、ゆっくりと移動する感覚そのものを残したい。 船に乗り、船を待ち、自転車をこぎ、歩く。海を眺め、建築を見、島の暮らしの気配を感じる。
今回の旅は単なる観光ではない。これまで通り過ぎるだけで、まだきちんと体験していなかった瀬戸内の数か所をつなぐものだ。
しまなみ海道の海上道路、 豊島と直島の美術館、 小豆島の山、オリーブの木、海辺、 そして深夜フェリーと早朝の帰路。
私がこの行程で担う部分
今回の旅で、私はルートを計画しただけでなく、実際の実行も担っている。
ルート設計、時間配分、宿泊と交通の接続、主要美術館の予約、フェリーの判断、駐車と島への入り方の選択、そして現場での状況に応じたペース調整まで。
同行者にとって、理想は、地図を開いてルートを確認したり、次の船がどこかを何度も確かめたりしなくて済むことだ。 ただついてくるだけで、海を眺めるべきときに海を眺め、美術館に入るべきときに入り、休むべきときに休む。
良い旅行計画とは、観光スポットを表に並べるだけではない、と常々思っている。 大事なのは、複雑な移動や待ち時間、判断を、出発前にできるだけ消化しておくことだ。 そうすれば、実際に現地に立ったとき、旅はずっと軽やかになる。
今回の瀬戸内海ドライブ旅は、単なる外出ではなく、完全なルート設計と現地実行の練習でもある。
ドライブ、離島、フェリー、美術館の予約、潮汐判断、GWの混雑回避といった要素が組み合わさっている。 見かけは旅だが、実態は小さなプロジェクトに近い。 事前に設計し、現場で即応する。
最後まで無事にやり遂げられれば、きっと記憶に残る瀬戸内海体験になるだろう。


