京アニの火災後、業界も視聴者も、彼らを特別に守ろうとしてきたのは確かだ。 みんな待つことを選び、制作が遅くても受け入れ、再建を応援してきた。何か問題があっても「これだけ大変な思いをしてきたのだから」と考えた。それは自然な気持ちだし、必要な支えでもあったと思う。 でも、同情を創作上の免罪符にしてはいけない。 大きな悲劇を経験した会社だからといって、企画の判断を批判できない、原作の扱い方を疑問視できない、商売の方向性がおかしくなっているとも言えない。そんな空気になるのは危険だ。京アニが敬意を払われるべき存在なのは間違い…